2017年09月02日

9月20日『目くじら社会の人間関係』(講談社+α新書)が出ます。

 2017年9月20日に、『目くじら社会の人間関係』(講談社+α新書)が刊行されます。
 
 日本では、1990年代末の「後期近代」への突入によって、A・ギデンズのいう「再埋め込み」の現象が、「世間」の復活・強化としてあらわれ、その結果、ネットの炎上に代表されるように、だれもが目くじらを立てる「目くじら社会」が生まれたことを論じたものです。
 
 本書は、現在不定期連載中の北海道新聞「各自核論」に掲載された文章を、大幅に加筆・再構成したものです。以下のアマゾンのサイトで、予約可能です。
https://www.amazon.co.jp/%E7%9B%AE%E3%81%8F%E3%81%98%E3%82%89%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%81%AE%E4%BA%BA%E9%96%93%E9%96%A2%E4%BF%82-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE-%CE%B1%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E4%BD%90%E8%97%A4-%E7%9B%B4%E6%A8%B9/dp/4062915030/ref=sr_1_2/355-3064921-1753663?s=books&ie=UTF8&qid=1504305519&sr=1-2

 なお、「目次」は次の通りです。
第1章 日本だけに存在する「世間」とは何か
第2章 拡散するバッシングの背景
第3章 猛威をふるう「空気読め」の論理
第4章 実は不平等な日本社会
第5章 アイドルとヤクザの権利
第6章 なぜ日本に自殺者が多いのか

 以下、アマゾンの本の内容紹介を引用します。

 ここのところ、訳の分からないバッシングが止まらない。
2016年4月の熊本地震のときは、ネット上で「不謹慎刈り」と呼ばれる一連のバッシングが起きた。タレントの紗栄子さんが義援金を寄付したことをインスタグラムで公表したところ、それがネットで批判された。寄付したことが批判されるなど、海外だったら考えられない。
このように近年、インターネットが普及した日本では、誰しもネットに容易にアクセスできるようになり、「一億総目くじら社会」になっている。いったいなぜ、こうなるのか?
それは、日本ではどんなところでも、津々浦々にわたって「世間」が支配しているからである。「世間」のルールに反するような行為は、仮にそれが正しいことであっても批判を受け、バッシングされ、ブログが炎上することになる。
この「世間」は、外国には存在しない日本独特のもの――「1億総目くじら社会」を軽々と生き抜くヒントを!

posted by satonaoki at 08:40| NEWS