2016年01月19日

「西日本新聞」(2016年1月10日朝刊)に『犯罪の世間学』の書評が掲載されました。

「西日本新聞」2016年1月10日付朝刊の「九州の本」のコーナーに、『犯罪の世間学』の書評が掲載されました。

内容は以下の通りです。

 「「世間」をキーワードに現代社会を分析している著者が、近年の犯罪や事件を読み解く一冊。
 著者によれば、「世間」とは「日本人が集団になったときに発生する力学」で、「個人の消去」や「高い同調圧力」「贈与・互酬の関係」「排除と包摂」などの特徴を持つ。
 それらを踏まえて著者は、なぜ日本の犯罪率が先進工業国中最も低い水準にあるのか? 犯罪加害者の親や親族が早急な謝罪を求められるのはなぜなのか? 1990年代末以降、日本で犯罪の厳罰化が急速に進んだのはなぜか?といった問題を考察。これらの諸現象の背後に、新自由主義の浸透と拡大、そして後退していた「世間」の復活を指摘する。
 著者は九州工業大名誉教授で、専門は刑事法学。秋葉原無差別殺傷事件、「黒子のバスケ」脅迫事件、佐世保高一女子同級生殺害事件を「世間」から解析する章も興味深い」。

http://www.nishinippon.co.jp/nlp/book _kyushu/article/217549
posted by satonaoki at 14:40| NEWS